12月 2010

2010年ありがとう


この一年、今まで生きた中で最もすばらしく、ミラクルな一年でした。

と、いう〆の言葉を毎年言えることが、私の人生の永遠の目標でもあります。

今年も自信を持ってそう言える一年でした。


せっかくなので、この一年の出来事のランキングでまとめてみたいと思います。

ベスト1   パリ留学   

ベスト2   来年春店オープンの決定   

ベスト3   エッフェル塔制作、そして崩壊 



そして何より、人との出会いの多さが尋常ではなく、私の人生で最多
だったように思います。

どの年代をとっても、未来につながる大切な一年です。

でもやっぱり今年ほど、夢にダイレクトにつながった年はありません。
その反面、もがき苦しんだ年でもありました。
きっと忘れられない年になるでしょう。

そして来年、大きく動きます。

7年間、あっためていた夢を叶える年です。

詳しくは新年のブログで書いていきます!



近い友人、海外で暮らす友人、生徒さま、会った事のない方、
いろんな方がこのブログを読んでくださってます。

読んで下さる方、支えて下さる方がいるから、私はこの先も
自分に起こるあらゆる出来事を綴って行きたいと思います。
「あの記事読んで感動した!」
「私もがんばろうと思った」
などの感想を寄せていただくと、あぁ、やってて良かった・・・と心底
思います。
来年も、ありのままを書いていきます。


どうかあたたかく見守っていてください。



心から、ありがとうの気持ちを込めて。


2010年12月31日    川端 千華子





12月 リースレッスン


なかなかブログ書く時間がなく、アップが遅くなりましたが、
12月、リースを作りにたくさんの方が来てくださいました♪


★12月17日★

DSCF3967 保健の先生をされてるお二人。

お休みを合わせて来て下さいました。

ずっとプリザーブドフラワーに興味を持って
おられたようで、大変喜んで下さいました。


DSCF3969 真っ赤をチョイス。
シックな茶やブルー系と合わせられて
上品なクリスマスを演出☆






こちらの方は、離れて暮らす妹さんに  DSCF7061
クリスマスプレゼント。
一生懸命、妹さんの事を考え花を
選ぶ姿に感動しました。
とっても喜んでいただけたそうです!  







★12月18日★

DSCF3976 学生さん二人と、図工の先生。

学生さんは花を触るのが初めて。

悩みながらも、後半は没頭してました。




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レッスン後、髪切ってあげました(笑)

これがまた可愛く仕上がった!      DSCF7003













★12月27日★


DSCF7053 西宮から、はるばる来て下さいました。

じっくり考え、愛情込めて、てねいに

作られました。



「可愛すぎる!!」               DSCF7061

と、我が子のように大切そうに
持ち帰られました。

これ、みなさんに共通するんですが、
自分で作った作品は、本当に
自分の分身みたいなんです。

こういった物作りでしか味わえない体験だと思います。



ご興味ある方、ぜひぜひ作りに来て下さい♪



みなさんありがとうございました。




今年最後のレッスン


昨日で年内のレッスンが終わりました。

来て下さった3名は、毎月定期的に来ていただいてる方で、
今年で3年目。
年末は、生花でお正月の花をします。


DSCF2563 お正月の定番、千両に金柳、菊のほか
ストック、スターチス、そして意外な
チューリップを使いました。

竹をカットした器です。




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去年はオレンジ系だったので今年はピンク系。
ユニークなそれぞれの世界観を表現してもらいました。


合格


DSCF7038 フランス語検定4級

見事に合格しました~!

クリスマスの日に届きました。

無謀なチャレンジでしたが、

できる限りの事はやったので

とっても嬉しい結果でした。



この合格通知、表がフランス語で裏が日本語。

ちょっと誇らしいです。

1年前は、ボンジュールとメルシーしかわからなかったのに、

「好き」という気持ちは、こんなに人を動かすんだなあ・・・



次は、3級にチャレンジするぞー!!




ホームページ


おまたせしました!

ついにホームページが完成しました。

はじめは、何も分からずゼロからのスタート。
何度も原稿書き直し、写真を変更し、悩み悩み悩み、
考えるのが嫌になり一時放棄したり(笑)

でも、一番大変だったのは、私の頭の中を理解し、製作してくれた友人だったと思います。

すぐに考えが変わったり、思いつきで話したり、説明下手なくせにこだわりの強い私につきあうのは本当に大変だったでしょう。

途中で「できない・・・」と何度も泣き言を言った私に
宿題形式で取り組みやすいようにしてくれたり、
「気が乗らないときにやってもいいものできないから」
と、私の心の状態に合わせてくれたり。

ほんとにしんどかったけど、完成を見てくれた別の友人は
「千華ちゃんそのまんま」
といってくれました。

その一言で、この人に頼んでよかった・・・

と改めて思いました。



このホームページの中で、特に気に入っているところ。
「ENTRY」 をクリックした次のページです。


この場所には、当初、何か作品の写真を入れる予定でした。

でもどれを合わせてもなかなかピンと来なくて、

最終、私が水彩絵の具で描いた 華色のロゴマークで花畑みたいに
しよう!と思いつきました。
さっとイラストを描いて伝えたら、「わかった」 と。
ほんまにわかったんか・・・と、内心疑ってました(笑)

そして「できたよ」
と、連絡があり そのページを開けた瞬間、
感動。
これ以外の言葉はありません。

算数の常識をくつがえす、川端千華子の新方程式誕生です!!

『 5+5=100  の法則 』

人間ってほんとすごい!


あと、「CONCEPT」 のページもとても気に行ってます。



それではぜひご覧下さい☆


華色ホームページ  http://www3.ocn.ne.jp/~hanairo1/

( もしくは「Hanairo華色」 で検索 )







50個



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毎年、年末にご注文いただく歯科医のお正月プチアレンジ。
患者さんに感謝の気持ちを込めて、年内最後の日にプレゼントされます。

ありがたいことに今年で4年目になります。

がんばりました。
一人で50個。

いろんな色のパターンがあってかわいいんです!



箕面レッスン12月


昨日、箕面のレッスンに行ってきました。


DSCF3955 今回はシャンパンゴールドの器に
オーガンジー素材のオレンジ色の布を
使った
オレンジ・ゴールド・ブラウンのバイキグ。

布はオレンジとサーモンピンクの2色を
用意しました。



DSCF3956 布をどのように使うか・・・

皆さんじっと向き合います。






そして、今回もさまざまな個性ある作品が生まれました。


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こちらの方は、布の色を選べないということで
二色両方使われました。

DSCF3957



クリスマスシーズンに
意外なオレンジを課題にしましたが、あったかい感じでとっても素敵な作品になりました。


メンズ・レッスン


昨日、朝の大惨事の後、初の男性のみのレッスンを開催しました。
なんとか、気持ちを建て直しがんばりました!

この日参加してくださった3名は、実は前からちょっとやってみたかったということで、私も始めての体験でわくわくドキドキでした♪

クリスマスも近いし、リース作りをしました。

3人のうち2人は既婚者なんですが、日ごろの感謝を込めて奥様にプレゼントにされるそうです。
素敵ですね☆

始めは、体が固まって花の色を選ぶのも一苦労でしたが、ノッてくると各自の世界に入り、没頭されました(笑)

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一生懸命考えて構想を練ってます。

女性とはまた違う発想。

色使いも大胆。


花のレッスンは本当に           DSCF3909
その人の本質が出てくるので
面白い。
無言で没頭する人。
ずっと話してる人。
周りを見ながら自分を客観視する人。
決断力の早い人。
緻密な計算をする人。
失敗を全く気にせず個性と言い切る人。
迷いスパイラルに入る人。

などなど。


あと、血液型も分かったりするから面白い。


でも、その一人一人が尊い個性を持っている。
作品を作るのは自分と向き合う時間だ。
選ぶ色も、配置も、デザインも 全て自分の心が語り脳から発信される。
言い換えれば、自分の分身だ。

だから、仕上がった作品を、皆さん我が子のように大切に持ち帰る。

私のレッスンは、自分と向き合うことで、隠れてた才能を発掘したり、
花と触れることで疲れた心を癒されたり、そういう時間を提供する事を
目的としています。

DSCF3916 「楽しかった」 と言ってもらえると
私はとても幸せな気持ちになります。

こういうエネルギーを一人でも多くの人に
伝達していけたらいいな。






心 折れる


惨事は、今日の朝起こりました。


私が春にお店をオープンする場所は、私の祖父母の時代から両親まで二代で食堂をしていた場所です。
こつこつとお店作りの準備を始めてるんですが、今日の朝、業者さんが
古くなった冷房や、いらないものを取りに来てくれました。

大きな昭和の冷房は、背丈も高く大きい冷蔵庫ぐらいのサイズ。
電気屋さんに見積もってもらったら、びっくりするほどお金がかかる。
私は、少ない資金でなんとかしようと考えてるので、でっかいじゃまな冷房もお得意の色塗り替えで、オブジェにしようかと諦めてたら、うちの個性的な母が、どこでひっかけてきたのか、個人でやってるおっちゃんを連れてきた(笑)
とても良心的で、常識を覆す破格で交渉できたらしい。

そして今日の朝おっちゃんはやってきました。

私は、ここんとこ仕事が忙しく、寝不足続きでした。
今日だけ、朝用事がなくゆっくり睡眠をとれる日だったので
夜のうちに、作品を移動したり、おっちゃんが作業できるように場所をあけときました。

朝、目覚めて店に行こうとしたら、母が
「え?あんたいてたん? 今日出張ってゆってなかった?!」

「それは昼から。朝ゆっくり寝るってゆったやん。」

「ちょっと、大変な事なってん・・・」

母が深刻な顔。

「どうしたん?」

「あんたのエッフェル塔が・・・・・・・。」

私はまさかと思いすぐ店にむかったら、私のエッフェル塔が残酷に
グシャグシャに壊れてました。

気絶しそうでした。

何がどうなってこうなったん?!

わけが分からなく、涙と震えが込み上げる。

母がきて説明した。
おっちゃんが、一人で無理に冷房を動かそうとした時、思わぬ方向にたおれて直撃したらしい。

「おっちゃん、あんたに直接謝るって言ってるから、聞いたげや。」

いや、無理。
謝られても元に戻らない。
あのエッフェル塔には、パリでの思い出や、その時降ってきた構想や、さまざまな想い入れがある。
たとえ100万積まれても、譲れない。
私の店のシンボルに飾ろうと考えていた。
私は、怒りの感情ではなく、大切なものを失った心が痛いだけ。
壊れた無残な姿を見て、エッフェル塔が痛そうで悲しかった。

私は一人、作業場にこもって鍵をしめて、泣いた。

この想いをどこにもっていけばいいのかわからず、気が狂うぐらい泣いた。
自分の体の一部がちぎれたみたいな感じ。


そして、後で謝りにくるおっちゃんのことを考えた。
多分、相当へこんでるはずだ。
朝、立ち会わなかった私も悪い。

でも、実際おっちゃんを目の前にしたら・・・
会う勇気がなかった。
私の口から、おっちゃんを傷つける言葉が出るのを恐れた。
私は、このおっちゃんを責めず、自分の心がどうすれば立ち直れるか
方法を探った。
出た答え。


もう一回、作るか。


それしかない。


あれに費やした、膨大な時間と労力を考えるとめまいがするけど
もう一度作ろう。

今度は、もっとうまく作れるはず。


そしておっちゃんが戻ってきた。

私を見るなり

「ごめんなさい。お母さんから、大事なものやって聞きました。
おっちゃん、壊そうと思ってやったんじゃないねん。
弁償します。本当に、ごめんなさい、許してください。」

と、頭を下げられた。

「気にしないで下さい。また作ればいいだけなので。」

その言葉を言った瞬間、少し楽になった。

おっちゃんは、許してもらえないと思ってた、と心底安心した様子でした。
私も、おっちゃんを傷つけなくてすんだことにホッした。


壊れたら、直す。
失くしたら、取り戻す。

これからの人生、私はもっともっと辛い経験をするだろう。

だから、こんなことぐらいでへこたれるわけにはいかない。

例え、次のが壊れても、私はしぶとく三代目エッフェル塔を作るだろう。



この出来事は、悲しい事件ではなく、
きっと神様が与えてくれた、もっといい作品を生み出す為のチャンスなのかもしれない。






トトロ


少し前、『美容師きよさんへ』というタイトルの日記を書きました。
そのきよさんから、ご注文をいただきました。
きよさんの働く美容室で念蜜に打ち合わせしました。
ご友人の結婚のお祝いです。
新婦さんが、大のジブリ好きということで、トトロがいそうな世界を
作ることにしました。
アースカラーを使い、どこかなつかしく優しい空間になるよう考えました。


DSCF3689 かなり大きいサイズです。

丸いもこもこしたものは「ピンポン菊」です。

キノコのイメージです。


作りながら、いいなあ・・・           DSCF3693
小人になってこの中で暮らしたい・・・

と思ってしまいました。




DSCF3691 何かハートのアイテムを入れてほしい

と、きよさんからリクエスト。

夫婦よりそう感じをアレンジしました。




きよさんにも、お友達にもとっても喜んでいただけました♪