4月 2010

イタリア紀行④  ベネツィアとの出逢い  ~ピノキオおじいさん~


人生はほんとに選択だらけ。

今置かれてる自分の状況・出逢う人、全てにおいて、一個でも違う選択を

してたら、こうはなってなっかた。

そしてこの日、この時、ベネツィアに行くと決めたのは私。

船か歩きの選択で「歩く」を選んだのは私。

島の先まで行き、次に右か左かの道を選んだのは私。

その次も、右・左・左・右 と 100%勘で選んだ。

すると・・・

その迷路はとんでもないとこに行き着いてしまった!!!!


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出たーーーーー
なんやこの人。

さすがの私も度肝を抜かれた!


そう、彼はピノキオじじい。  
彼は私達をアトリエに招いてくれた。

入り口から中、壁、天井にまで
無数(200体ぐらい?)のピノキオ。
彼の作品です。


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もう、参りました!って感じ。
しかし、ここに行き着く確率って・・・





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ピノキオじじいは、ユーロになる前の不思議なコインと、絵を私にくれた。

変な人形もあげるといわれたが、それはちょっと怖かったので丁重にお断りした。


お金では買えないものをいただきました。


ありがとうピノキオじじい。





(おまけ)
デブ猫 痛くないの?

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イタリア紀行②  ベネツィアとの出逢い


早朝7時出発。


ガタン、ゴトンと列車に揺られながら、  DSCF5038
4時間かけてベネツィアへ。
車窓から流れる景色を眺めながら
非日常の世界へ。







うわーーーーーー
なんて気持ちのいいところ。

ここは120以上の小さな島が集まってできた街。
170以上もの運河があります。

ベネツィアの色彩が私の中の色彩感覚と同調して、いてもたってもいられません。

「わび」  「さび」  「情緒」

日本人の血が騒ぐ、なんともいえない感覚にゾクゾクするばかり・・・

この地が持ってる「色」はまさに日本の

「萌惣」 とか 「花緑青」 とか 「山吹茶」 などの日本の伝統色の

名前がしっくりくる。

不思議。

自分の体がこの街にとけていくのを感じる。

私は自分の感覚だけを頼りに生きているので、このなんとも言えない

泣きそうになる感覚が忘れられない。

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このエメラルド・グリーンの海辺で、私とさやこさんは5年分ぐらい
語りました。
そして寝転んだり、ボーっとしたり、シミができるの覚悟で太陽浴びたり。

美しい海の前では、自分の心に膜が張らない。

澄んだ水のように、心が透明になって、真実が見えてくる。


そして

欲しかった答えがわかった・・・



時間がかかると思いますが、少しずつ形にしていけたらと思います。








DSCF5137(おまけ)
マイ・ボート買いました
運転もお茶のこサイサイ!



イタリア紀行①  ミラノへGO!!


まちに待ったイタリア・ミラノへの旅が始まります☆

今から乗り込みます。DSCF5018
私は飛行機が大好きで、この搭乗シーンが
なんともたまりません。

そして離着陸の激しい振動なんかも
好きです。

ついでに機内食も大好き。

でも今回はたった1時間半なので無念ですがございません。


それでは、快適な空のたびのおすそ分けです。



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私は、子供の頃から、空ばかり見てました。
雲の形を何かに例えたり、どうして形が変わるのか、不思議でした。
そして何の根拠も無く、そこに神様がいてこれらは神様が創ったものだと信じ込んでました。

大人になって自分が芸術とかかわるようになって、その考えは間違いないなって思います。だって、こんなに地球は美しい。
雲ひとつの形にしても、アルプスにかかる雪模様にしても、これほどの芸術はないでしょう。

私は、自然の芸術鑑賞を存分に楽しみました。





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空港には、さやこさんが迎えに!
このブログ「オペラで迷う」の巻で運命的に
知り合った彼女とは、会うのが2回目。
にもかかわらず、わざわざ来てくれるなんて
感激です。彼女は忙しい中、ホテルの手配
などあらゆるサポートをしてくださいました。


そして、トラムに乗ります♪


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私がミラノに持った第一印象。
日本っぽい。
街の配色が特に。
そしてこのトラム。
知ってる人は納得だと思いますが、阿倍野のちんちん電車みたいでしょ?!


すっかり満喫し、名所のDuomoに。
写真でみるより迫力あって綺麗でした。

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ミラノは暑い。
もう夏だ。





イタリアに


29日から4泊5日、行って来ます。

このブログの 『オペラで迷う』 の巻に登場する、

ミラノ在住の日本人の方と本当に再会することになりました!

どんな出逢いが、景色が待っているのか、ドキドキ・ワクワク。

帰って来たら、またブログ書きます♪



未公開写真館


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唯一の女の子マリオン。            シャイなババック。


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ジャン。
私はここでは「チコ」。
フランス語で虫歯が「シコ」っていうらしく
いつもこうやってからかってきます



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私はジャンからいろんなフランスの
音楽を教えてもらった 



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店にいつも音楽が流れていて、それに合わせて踊って遊ぶ。この時はマンボー。
ノリの幼稚さが同じでよかった。



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フランス人は、自分が大好きなんです。
ノリの幼稚さが同じでホントよかった。





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店長のグレゴリー。
そっくり息子がおります。
(写真撮れなくて残念・・・)





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新ユニット誕生(笑)











A bientot ! ~最終日~


ついに最終日。

今日が最後なんて、まったくそんな気がしない、いつも通りの始まり。

そして不思議と寂しさがこみ上げてきません。


ランチの時間、レザは、近くのカフェからおいしい食事をテイクアウトしてくれました。
いつもは、交代でお昼を食べるのに、今日はみんなでテーブルを囲みました。
プチ・パーティ。
うれしいな。
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この日食べた おいしいランチの味は

一生忘れない。






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私の作ったブーケたちは、店の外の通りに
ディスプレイしてある。

本日日曜で、人通りが多い。

私は、外で植物のメンテナンスをしていた。

そしたら、通りすがりのパリジェンヌの会話が

耳に入る。

「見て、かわいいブーケ!」

わあああ!うれしい。
っていうか、私、耳が慣れてきてる。

そして、さらに一人のマダムが聞いてきた。DSCF1960

「このブーケ、誰がつくったの?」

「Moi !   (私です) 」

「とってもいいわね!」

「メルシー!!」

と、褒められた事と、一応フランス語で会話ができてる自分がうれしかった。


バタバタと時間が過ぎ、あっという間に閉店時間。


感傷に浸るまもなく時は流れる。

私、最後の日は絶対泣いてしまうだろうと思っていた。

でも、ぜんぜん悲しくない。

なぜ悲しくないのか。


「Chico, おいで。」

レザは、閉店した店の前に、テーブルを出し、ワインをあけてくれました。


DSCF1995 この日はスタッフが少なく、最後はレザと  ジャーミンと3人。

イチゴ と ロゼワイン。


「乾杯!」 二人は日本語で乾杯してくれた。




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私はレザに言った。
「私は、あなたの店が、本当に好き。」

「僕もだよ。この店は、僕の子供だ。かわいくてしょうがない。」


レザ、私もそんな風に思える店を、絶対つくるよ・・・



そしてレザは、私に一冊の本をくれました。
それは 日本名で “芍薬” という花の図鑑。
フランス語では “PIVOINES  ピュアン ” といい、
フランス人は、この花をとても愛しています。

その本にはレザからメッセージとサインがかかれていました。




「 君の親切に、 君の性格に、 君の笑顔に

とても感謝しています、ありがとう。

私は君がこれからも変わらず、        DSCF5005

がんばって行く事を願っています。


L’artisan fleuriste の 仲間として・・・        


また会いましょう!                            

レザ  」        




そうか。

私が寂しさを感じないのは、お別れと思ってないからか。


「さようなら」  ではなく  「またね」

スタッフは私と最後のときにそう言ってくれました。

「A  bientot ! 」                            

またね、

そう言って、私は店をあとにしました。     DSCF5004




















確かな手応え、そして。


12日目を迎えた今日、
私は、いつものように作り置きのブーケを作っていました。

うれしいことに、出す度に売れて行きます。
フローリストとしての最高の瞬間です。

ああ、ここで売れるなら、きっと大丈夫だ・・・

そう、私は、将来オープンさせるつもりの自分の店をイメージしてました。


補充のブーケを作っていると、レザがじっと見ていいました。


「Chico 、 日本に帰らなくていい。ずっと、ここにいろ。」


スタッフも優しくうなずいている。
私は、この台詞を、最後の日に絶対言わせてみせる!!ということを
目標にしてました。
なので、今日、彼の口から本当に、その言葉がこぼれた時は、
感動とかより、びっくりで、うまく返せませんでした。


そう、私がこの店にいられるのはあと二日、
初めにレザと約束した2週間。


フランス語がほとんど話せない私を受け入れてくれた、レザとスタッフ。

私は、あと二日、全力投球するしかない。



そして、夜。

閉店準備をしていたら、
レザがまた話しかけてきた。

「君は、6月日本へ帰ったら、その後どうするの?」

「まだ分かりません。でも、将来、自分の店を持ちたいと考えてます」

「日本で?」

「はい。」

「パリでやる気はないの?」


パリで?
パリで店???

あまりにもびっくりで、ぽかん顔の私に
もし戻ってくるなら、連絡しろとレザは言いました。


私の頭の中は、ミキサーでかき混ぜられたかのようになりました。

そして、数分後、私の頭は、バージョンアップしたパソコンのように

重く、濃くなり

『パリで生きていくのかもしれない可能性』  

が新しいカテゴリに加わってしまいました。


生涯の仕事   花  そして  芸術。


32歳の今、一つの区切りとして、
今後の方向性を正しく定める答えを見つける為に、再度パリに来ました。


きっと見出せると信じてる。


残り、2ヶ月。

どんな展開が待ってるんだろう。



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(本日、作ったいろいろ)


珍・ハプニング



DSCF1910 この花屋で早くも11日目。

空がとっても綺麗。

今日も良い日でありますように・・・










と、最高の朝を向かえ、いつも通り仕事をしていた。

店の地下は資材置き場。
古い螺旋階段を降りていく。
「Chico !!」
地下からジャーミンが呼ぶ。
「Oui, aller !」  (はいはい、行くわ~)
私は、螺旋階段を降りる。


☆☆☆☆☆☆


頭に激痛が走る。
なんのこっちゃわからず、もがく私。
いきなり、でっかい板が頭を直撃。
どっから振ってきたのか・・・?  天罰?!
ドリフのコントででっかいタライが落ちて来るのと同じ絵を想像してください。

「いっっっったーーーーー」
「Chico!! Ca va?????? 」   (大丈夫?!)
「あかん、痛いよーー」

日本でおばあちゃんとかがやってくれる
『痛いの痛いの飛んで行け』
の、フランスバージョンなのか、
私の、打ったところに、何発も投げキッスを送ってくれるジャーミン。

もがき苦しむ日本人に投げキッスを送るフランス人。
この痛い時にこっけいすぎる。
まことに残念ながら、投げキッスで痛みが取れるわけがない・・・

少し落ち着いて、痛みがおさまった。

そしたら、ジャーミンが
「Chico! Come on!!」
と言うので、外に出たら、彼は猛ダッシュで向かいのバーに走って行った。
わけわからん・・・あっけにとられて仕事に戻ってたら、
彼は、両手いっぱいに氷を持って帰って来た。

DSCF1926 ああ、氷をもらいに行ってくれたんや。

優しい!!!




ほんとは、もう痛みは引いてた。
けど、こんだけしてくれたのに、その行為は無駄にするまい。

しかし・・・!!

彼が用意してくれた袋は、あまりにもサイズが大きく

私は、まるで
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『間抜けな日本人代表』

といわんばかりに

ぼーっと立ちひたすら

頭を冷やす。


そう、もう痛くない頭を冷やし続けたのでした。






DSCF1933 帰り道。


しましま模様の夕暮れ。


今日も楽しかったな。








明日もハッピーでありますように・・・




レストランに


レザと、レストランの会食のセッティングにいきました♪

ずっとホテルウェディングやレストランウェディングの仕事をしていたので
なつかしい感じ。


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DSCF1898 ここの花は全部私が製作。

ばっちりレザのアシスタントを務めました☆






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ディスプレイ用の大きなブーケ




DSCF1904 私の作った紫の巨大ブーケをラッピング

するジャーミン。



今日は、紫の花ばっかり触りました。






日本では、紫×白とか、紫×黄が、お供えの色として、タブーとされがち。
でもここでは関係ない。
きれいな組み合わせなのに・・・

ここでは、オレンジ×紫や、真っ赤×黄緑とか、ギョっとする配色を
当たり前に使う。
そう、色彩マニアの私には、たまらないんです。

でもラッピングは至ってシンプル。
たとえ1万円相当の花束でも、ラフィア(わらのような紙の紐)でさくっと
結ぶ。
さらに、茎に水を湿らしたものなどつけない。
そのままざくっと包む。
それが普通。

きっと花を贈ったり、もらったりがパリの人の日常だからかな。