2010年4月30日

イタリア紀行④  ベネツィアとの出逢い  ~ピノキオおじいさん~


人生はほんとに選択だらけ。

今置かれてる自分の状況・出逢う人、全てにおいて、一個でも違う選択を

してたら、こうはなってなっかた。

そしてこの日、この時、ベネツィアに行くと決めたのは私。

船か歩きの選択で「歩く」を選んだのは私。

島の先まで行き、次に右か左かの道を選んだのは私。

その次も、右・左・左・右 と 100%勘で選んだ。

すると・・・

その迷路はとんでもないとこに行き着いてしまった!!!!


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出たーーーーー
なんやこの人。

さすがの私も度肝を抜かれた!


そう、彼はピノキオじじい。  
彼は私達をアトリエに招いてくれた。

入り口から中、壁、天井にまで
無数(200体ぐらい?)のピノキオ。
彼の作品です。


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もう、参りました!って感じ。
しかし、ここに行き着く確率って・・・





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ピノキオじじいは、ユーロになる前の不思議なコインと、絵を私にくれた。

変な人形もあげるといわれたが、それはちょっと怖かったので丁重にお断りした。


お金では買えないものをいただきました。


ありがとうピノキオじじい。





(おまけ)
デブ猫 痛くないの?

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イタリア紀行②  ベネツィアとの出逢い


早朝7時出発。


ガタン、ゴトンと列車に揺られながら、  DSCF5038
4時間かけてベネツィアへ。
車窓から流れる景色を眺めながら
非日常の世界へ。







うわーーーーーー
なんて気持ちのいいところ。

ここは120以上の小さな島が集まってできた街。
170以上もの運河があります。

ベネツィアの色彩が私の中の色彩感覚と同調して、いてもたってもいられません。

「わび」  「さび」  「情緒」

日本人の血が騒ぐ、なんともいえない感覚にゾクゾクするばかり・・・

この地が持ってる「色」はまさに日本の

「萌惣」 とか 「花緑青」 とか 「山吹茶」 などの日本の伝統色の

名前がしっくりくる。

不思議。

自分の体がこの街にとけていくのを感じる。

私は自分の感覚だけを頼りに生きているので、このなんとも言えない

泣きそうになる感覚が忘れられない。

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このエメラルド・グリーンの海辺で、私とさやこさんは5年分ぐらい
語りました。
そして寝転んだり、ボーっとしたり、シミができるの覚悟で太陽浴びたり。

美しい海の前では、自分の心に膜が張らない。

澄んだ水のように、心が透明になって、真実が見えてくる。


そして

欲しかった答えがわかった・・・



時間がかかると思いますが、少しずつ形にしていけたらと思います。








DSCF5137(おまけ)
マイ・ボート買いました
運転もお茶のこサイサイ!