帰国しました
29日、朝8時、関空到着。
さすがに疲れが溜まってたのか、くたくた。
思えば、滞在中一度も体を壊さなかったのが不思議。
風邪もひかなかったし、おなかも壊さなかったし、スリにも会わなかった(笑)
もうちょっと落ち着いてから、パリ紀行のまとめを書きたいと思ってます。
取り急ぎ、無事帰国のお知らせでした。
29日、朝8時、関空到着。
さすがに疲れが溜まってたのか、くたくた。
思えば、滞在中一度も体を壊さなかったのが不思議。
風邪もひかなかったし、おなかも壊さなかったし、スリにも会わなかった(笑)
もうちょっと落ち着いてから、パリ紀行のまとめを書きたいと思ってます。
取り急ぎ、無事帰国のお知らせでした。
帰国前、かなり忙しく、ブログアップできませんでした・・・
楽しみにしてくだっさてるかた、ごめんなさい。
この空白の日のことは、後日書くので、また読んでください。
今、パリは夜中の2時です。
明日、6時起きなので、書くのやめようと思いましたが、
今のこの気持ちは今しかないと思い、綴ります。
来て良かった。
これが全てです。
ここでしか、感じられないもの、見えないもの、出会えない人たち、
今、私の心の中は、達成感と幸福感と寂しさで埋め尽くされています。
私はここで、たくさん泣きました。
でもその大半はうれし涙と感動の涙でした。
私は、その時々の気持ちを忘れないように心にストックしてて、
死ぬ間際、走馬灯の映像に流そうとあほな事を本気で考えてるのですが、パリでの出来事は感動だらけで、編集が間に合いそうにありません。
これからの生活の中でも、たくさん感動するでしょう。
感動は、うれしい!楽しい!きれい! だけではありません。
苦しい、さびしい、むなしい、くやしい。
これらも大切な感動だと私は思います。
悲しい後に、うれしいできごと。
だから、それぞれの感情が、引き立つ。
悲しいことは続かないし、ハッピーな出来事も続かない。
でもしんどいことの後に来る、ウルトラハッピーはやみつきになる!
だからがんばれる。
そうやって、日々の感動を、逃げずに、恐れずに、受け入れて生きて生きたい。
そんなふうに思いながら、パリの夜を終わりにしようと思います。
帰国日をきめました。
5月28日にフランスを発ち、29日に日本に着きます。
予定の3ヶ月には少し早いのですが、
自分の中で欲しかった答えが明確になったので、
だらだら居るのではなく、次のやるべきことをやる為帰ろうと思いました。
部屋の契約のタイミングなどもろもろの事情で、この日に決めました。
残りあと、3日。
最高の時間を過ごせますように。
シャンゼリゼ通りにあらゆる植木が置かれる、
なんのこっちゃわからない祭りに行きました。
パリの人もなんのこっちゃわかってない様子(笑)
あまりの人の多さにふらつきながら、凱旋門の上から見ることに。
私、初です。
ぐるぐる長い階段をのぼり、頂上へ。
気持ちいい!
真ん中のが、意味不明な植木まつり。
松ともみの木が一緒に植えられてたり、さすが、フランス。
朝から、ランジス市場に行ってきました。
前回11月にも行ったけど、ツアーバスだったので、今後の下見に
自力でメトロとバスで行きました。
着いたのが昼前だったので、もうほとんど店じまい。
もっと早く来るべきだった。まあ、これたからいっか。
生花の売り場と
資材の売り場。
おもしろかった~
これ、夜8時ぐらいの空。
かっわた雲に魅かれた。
日本列島っぽい。
私は、今、日本人女性とシェアしてます。
彼女はゆかさん。
すれちがいの生活で、やっとこの日ゆっくりできました。
彼女の粋なはからいで、急遽ピクニックに。
一緒にお弁当作りました。
そしてセーヌ側のほとりでピクニック。
何て楽しいの!!!
二人で作った即席弁当。
(メインの肉以外)
ワインを飲んで、パリの初夏の夜を
満喫。
たくさんたくさん話しました。
彼女とは生活の相性がとても良く
互いに楽だねと感じていました。
「また来たとき、泊まってね」
と、言ってくれました。
パリで部屋を探すことはとても大変
なので、生活場所が確保される
というにはとてもありがたいです。
帰ってまた少し飲んで、ぐっすり眠りました。
久々にゆっくりお出かけしました。
目的地は、パリ郊外のヴァル=ド=マルヌ県にある、世界最大級のバラ園がある
『L’hay – les – rosees』 というところ。
住所と知人がくれた、わかりにくい地図という、情報だけで
極度の方向音痴がバスで一人旅。
けど、パリでしばらく暮らしてると、肝が据わってきたのか、なんとかなる精神であまり怖くはありません。
ドキドキバスに乗ります。
運転手さんに事前に行き先伝えたから、ちゃんと降りるところで合図してくれました。
もらった地図がさっぱりわからなかったので、私は5人ぐらいのフランス人をハシゴして聞いて歩きました。
よっしゃ!ついたぞ。
確かにライ・レ・ローズって書いてある。
でもそこは、建物です。
ん? この裏がバラ園か?!
みんな整理券をもらう為並んでる。
そんなに人気なのか。
これは何が何でも見なければ。
1時間以上待ちます。しかし、列はなかなか進まない。
しかも整理券をもらった人が、待合みたいなとこで待ってる。
モニターに番号が出た人から進む。
変なの。
そして、他の人がパスポートを持ってる。
何?パスポートいるん???
バラ園はそこまで守られるものなのか、さすがフランス。
でも前の人が、ややこしい感じでもめてる。
ええーーー、私そんなフランス語で質問攻めされても絶対わからん・・・
そして、前の人は、なにやら資料のプリント見せたりしてる。
さすがに、オロオロしてきた。
ついに私の番!!!
「ボンジュール、私バラ園みたいんです。チケット一枚下さい。」
受付の人、ポカン顔。
そうか、資料いるんか。
とりあえず地図しか持ってないから見せる。
さらにポカン顔。
そして、なんやわからんフランス語で、ここじゃないみたいなこと言われた。
私も、何かおかしいと思い始めてたので、そそくさと退散した。
そして、外に出て、もう一回建物の名前を見る。
ライ・レ・ローズの前に単語が。
辞書を出して調べて、愕然。
市役所って・・・
すべてのつじつまがあうやん。
自分のアホさかげんにびっくりしました。
さて、ほんもののバラ園にやっとつきました。
苦労してきただけあり、その感動は大きい。
ちなみに、市役所の向かいでした・・・
それでは、川端千華子の
バラ写真展をご覧下さい☆
まだ時期が早く、あまり咲いてませんでした。
青空とのコントラストが泣けるくらいきれいでした。
バラ園を楽しんだ後、広すぎる公園で、落ち着くピンポイントを探し、
ベンチに座る。
目の前をフランス人の男の子が通る。
“あ、この人、私と繋がる”
とっさに思いました。
でも彼はさっと通り過ぎていなくなりました。
確かに友達センサーが反応したのに。
私は自然に溶け込むように寝そべった。
風が、日差しが、土のにおいが、心地いい。
ごろごろしていると、数十メートル離れた
ところで、私と全く同じようにしている彼を
発見。
かばんを枕に、起きたり寝たり。
あ、間違いないな。
私はいつの間にか、寝てました。
起きてあたりを見渡したら、彼の姿はありません。
そして私はまた歩き始めました。
遠めに赤いつつじの花が咲き誇っているのが見えたので、
近くに行こうと、向かっていたら、驚いたことに彼も同じ方向に歩いている。
彼は、違う方向から歩いて来たけど、目指してたのがつつじだったようで
私達はつつじの前でばったり重なり会いました。
自然に、すごくきれいねと会話が始まり、私達は友達になりました。
彼は全く英語ができなかったけど、辞書を使い、何とかフランス語でやりとりをしました。
彼は、庭園の設計・デザインの勉強をしていると言いました。
その後、一緒にもう一度バラ園を見に行き、楽しい時間を過ごしました。
「私がパリに来たとき、また会おうね。」 と さよなら。
こうやって、フランス
ほぼ毎日仕事してました。
なかなかブログ書けませんでした。
ここ4日間ぐらいをまとめて書きます。
マリアージュ(結婚式)があり、
ウェディングブーケを作らせてもらいました。
レザはメインの花飾り作ってます。
こちらは、基本クラッチタイプ(束ねるブーケ) がほとんど。
事前にしっかり準備する日本では考えられませんが、
当日、しかも納品2時間前とかに作ってました。
写真に収める時間がありませんでしたが、ゲストテーブル15卓の装花も
作らせてもらいました。
超巨大花束。
めっちゃ重いんです。
大きすぎて、自分で見れません。
仕上がりは鏡でチェック。
遊び心で和風っぽいの作ってみました。
今日、新しいフランス人の女の子がスタージュで来てました。
私が、作り置きのブーケを作っていたら、横に彼女が来て残り花で練習を始めました。
仕上がったあと、彼女は「Chico」と言って私に見せてきました。
フランス語が聞き取れなかったけど、どうやらチェックして欲しそうでした。
ああ、ちゃんとフランス語で教えてあげれたらなあ・・・
「Comment ca」 (こんな風にね)
と、私は彼女の手を持って花の顔の向きを変えたり、
「Ce Plus」 (ここにもっと入れるんだよ)
と、なんともレパートリーの少ない言語で説明し、実践してつたえました。
彼女は真剣に聞いてくれました。
完成して 「Merci! Chico 」 と嬉しそう。
今日の日の自分の姿は、私の今後のプロジェクトの前兆でした。
ふわふわっと考えてたことが、実践により感覚として入ってきました。
それから、りっちゃんがレザの言葉を訳してくれた。
「ここは、君の家のように、来たいときに来て、好きなだけいていいよ。」
パリに自分の居場所を作ること。
これが、この旅の醍醐味でした。
ここで一つ。
私の夢のまた夢ですが、ずーーーっと前から、冗談でよく言ってたことがあります。
でも本気です。
私の友人であれば、だいたい聞かされてると思いますが、
この場をお借りして、声を大にしていいます!
『 私、 いつか 情熱大陸に出演したい !!! 』
あの番組が終わる前に、何としてでも出たいんです!
応援よろしくお願いします(笑)
今日、りっちゃんという、日本と南米のハーフの女の子がバイトの体験にきてました。
彼女は国籍日本人。
すごくかわいい子。
彼女はフランス語が話せるので、彼女のおかげで、私とスタッフの距離もさらに縮まり、今まで「感覚」で捕らえてた彼らとの会話がより鮮やかに感じられた。
やっぱり私も、ちゃんと話せるようになりたい!!
りっちゃんは、
「会って間が無い人にこんなこと言うのおかしいかもしれませんが、ちこさんって、パリが合いますね。将来こっちにいそう。」
と、ドキッとする発言。
さらに、
「ちこさんの作るブーケはエネルギーに溢れてて、ちこさんすごく幸せそうで、周りのスタッフとも楽しそうで、それにつられたお客さんも笑顔になるから、とてもいいですね。」
と嬉しい事言ってくれた。
っていうか、私そんなに楽しそうなんや・・・
私は褒められたからただうれしいのとは別に、その言葉がある真実を語ってると気づいてしまった。
そして続けて彼女は語る。
「レザさんも、ちこを知ってるかい?彼女はとてもいいフローリストだ。
彼女にはスピードもある。でもちこは、日本へ帰ってしまう。
日本で店をだすんだって言ってるんだ。パリじゃなく、日本で・・・って残念そうに言ってましたよ」
私は、自分の中に生まれたある想いに、戸惑っていた。
生まれたというよりも、実は自分で蓋をしていたのかな。
りっちゃんは私をたくさん助けてくれた。
今までスタッフにうまく聞けなかったこと、お客さんが何と言ってるのか、
私のこの言い方で、お客さんに伝わるか・・・など丁寧に教えてくれた。
彼女のおかげで私は自分でフランス人を接客することがなんとなく
でき始めた。
今までは、スタッフが聞いて支持を出されてたけど、自分で花の希望を聞いて、値段聞いて、色の好み聞いて、目の前で作って、満足げな笑顔見て、お会計して、見送るという、一連の流れを一人でできた。
もちろん完璧からは程遠いけど。
もっともっとフランス人を接客したい・・・
そしてもっと楽しく会話して、いっぱいの笑顔見て、
「Chicoの作るブーケは最高ね」 っていわれたい という願望が
心をしめつける。
そんな私の気持ちをまたもや膨らますできごとが。
「ちこさん、いまのご夫婦がちこさんが作ってるのを見て
“彼女はジャポネーゼかしら、独特ね!”って褒めておられました よ!!すごく素敵な褒め言葉ですね。」
みんな花が好きで、人が好きで、喜ばすことが好きで
こんな愛に溢れたこの街を、私も愛おしくてたまらない。
この旅も、もうすぐ終盤を迎える。
ここにこなければ見えなかった事、感じれなかった事、知りたかった答。
私は、どうするのかな。
自分でも楽しみだ。
そして、今日りっちゃんと出逢えたことに心から感謝。
彼女は見た感じも、ほんものの天使みたいな人。
彼女は私が知らずに聞き逃してた、いろんなメッセージを届けてくれた。
心の蓋を優しくあけてくれた。
ありがとう、りっちゃん。
本日つくったブーケ
(ほぼ残り花で作成)
りっちゃんがええ感じにとってくれた
この店に戻ってきました。
通りなれた道。
年甲斐も無くルンルン気分で出勤。
変わらないスタッフ。
やっぱりここは居心地いいな。
久々に花に触り癒される。
フローリストの血が騒ぐ。
マージンのディスプレイ。
落ちやすい紫のリラの花が、下の芝に落ち
て花畑のようになる仕組み。
そしてパンジーの束売り。
ような 感性を持ってる。
そして私、二日前、また髪切りました。
日本の友達と電話で話してたら「よく知らんとこでそんな短くできるわ」
と言われました。前のバリカン姉ちゃんとはまた違うとこ。
でもね、このどうにでもなってしまえ~という極限のスリルが病みつきになるんです。
水前寺清子もびっくりのベリーショートです。
最近の私。
引越し先のおうちが、かなり居心地良く、ちょっと疲れ溜まってたのもあり
のんびりしてました。
ふらっと立ち寄った文房具屋で見つけた絵の具かって絵を描いたり、
(またこの部屋が創作意欲わくんです)
本読んだり。
そして、今日、ミラノのお土産を持って、お世話になったレザの店に遊びに行きました。
全然久しぶりな気もせず、話してたら、レザが
「新しい花屋は見つかったの?」
と聞くので、
「これから探すとこ」
と言うと
「じゃあ、もう一度ここで働けばいい!」
「ええーーーマジで?!」
「金曜日にはマリアージュもあるから手伝って。」
と言われ、こちらの結婚式の装花を体験できるのはおもしろそうと思い
明日からまた行くことに(笑)
しかし、こんな早く戻るとは思ってもみませんでした。
仲良かったスタッフやレザに最後の日、お礼の手紙書いたりしたから
(しかも、ちょっと熱い今思えば恥ずかしい手紙)
もう笑うしかないな。
でも、やっぱり、戻れる場所、歓迎してくれる人がいるのは嬉しい。
やっぱりただの縁ではないな。
前回は自分の中での「目標達成」という意識が強く、がんばらないと!!
っていう良い意味だけど力が入ってた。
けど今回は、楽しむぞーって感じで、また別の視点から見たりできそうなのでワクワクします。
それでは、明日からまた『L’artisan fleuriste』の一員として
花の世界にいってきまーす☆