2022

愛する奥様への贈り物



愛する奥様を亡くされた旦那様から、一周忌の贈り物でした。
お花が大好きな方だったそうで、お宅には造花のアレンジがたくさんあるそう。
プリザーブドフラワーはないとの事で、大きなサイズのアレンジで華やかにして欲しいとオーダー頂きました。






退職記念にウェディングブーケ



こちらはウェディングブーケではなく、ご結婚で退社される同僚の方に、プレゼントされた花束の代わりのブーケ。
挙式をされない予定との事で、ウェディングブーケ仕立てで贈られました💕




真心のこもった素敵なサプライズですね✨




ちなみにこちらは、ブーケスタンドにブーケを固定し、花束風に包み込みラッピングしてご用意致しました😊






色の方程式



フレームアレンジのオーダーでした。
「聡明なイメージで、青系ベースに色んな色を入れて欲しい」
というリクエスト。




む、難しい💦
ブルーと聡明さは繋がるんですが、そこにカラフルさを足したら聡明さがなくなる、、、
青×色モノを使うと、子供っぽくなったり、奇抜になったりするのです。




ご予算に応じて使えるバラの個数が決まるので、その中でいかにカラフルさを出すかが、課題でした。




めっちゃ考えて考えて出した、色の方程式の答えがこちらです😊






プリザーブドフラワーのお店をしようと思ったきっかけの話



昨日、オーダーのアレンジを作りながらふと思い返したことがあった。
どうしてプリザーブドフラワーのお店にしようと思ったのか。




遡ること17年前、某フラワーショップで働いていた時、まだプリザーブドフラワーが少し流行り始めた頃で、興味が湧いて習いに行きディプロマを取得。
その時、ぼんやりと将来お店やるならプリザーブドフラワーのお店が良いなあと思っていた。




理由は「ロスがでないから」




お店は一人でやるイメージしかなく、ロスを減らして赤字を出さずにやるには、保存可能なこれだな!と。




お店を初めて12年目たった今、環境問題やSDGsに取り組む企業が増えてる中、すごく時代にあってるなあと。
実際、ほとんどロスがない。
茎が折れたり、花弁が取れてもグルーガンで接着していくらでも使えるようにできる。
さらにそれが作品となり、誰かの元で永く大切に飾られる。




美術や工作が得意なのも、細やかに丁寧に作りたい職人気質もこのプリザーブドフラワーアレンジに向いてるし、やはりこの仕事が好きやなって改めて思いました😊






大切なワンちゃんのお誕生日のお花



先日、あるお客様から、ご友人のワンちゃんにお供えのお花をオーダー頂きました。
お供えではあるのですが、明るく華やかなお花をご希望でした。




ご事情を伺うと、ワンちゃんが亡くなって3年たつそうですが、お誕生日にずっとお祝いをされているそうです。




私はワンちゃんと暮らした事はありませんが、鳥と暮らしています。
彼らはただ癒しを与えるとかではなく、他の何にも替えられない特別な存在だなと感じます。
感情も心も意志もあるし、愛情を注いだら、それ以上に愛らしい反応をしてくれます。
その信頼関係は時には人間同志以上なのでは?と思う事もあります。




今回の飼い主様も、毎年お誕生日を祝うというのは、それほどまでに素敵な時間を過ごされたんだろうな、、、と感じます。




本日9/5がお誕生日との事で、ささやかですが、華色からもお祝いの気持ちをお届けさせて頂きます。




ワンちゃんが縁あって飼い主様の元に行けて、本当に幸せだったと思います♡ おめでとうございます









異人館プリザーブドフラワーコンテスト〜準備編①〜



エントリーが決まってからすぐに担当の異人館が発表されました。
私は「洋館長屋」というパリのアパルトマン風の異人館。
詳しくはコチラを
↓↓↓
https://kobe-ijinkan.net/france/




そして指定されたお部屋を見て、度肝を抜かれました(moon sweat)
イメージしていたレトロな洋室ではなく、個性炸裂な赤とピンクのアリスの世界のような部屋でした。
昨年、内装をガラッとリニューアルされたそうです。
このお花の装飾も家具も全部そのままでドレスを飾るのです。




8/31にお部屋の下見に行ってきました。
めっちゃ可愛いのですが、最高に難易度高い💦




他のデザイナーさんの部屋も案内して頂いたのですが、私の部屋だけテイストが全然違う😂




正直、無理〜!!と思いましたが、やるしかないので、どうしたらこの部屋を最高に生かせられるかを毎日考えました。




そして下見のあと、ドレスを決めました。
この部屋に合うドレス・・・
難しすぎる😭




前の記事にも書きましたが、「部屋に合うドレス装飾」がお題。
(最後のドレス写真は、見せて頂いた過去のコンテストの作品)




希望の色や形を伝えると、担当の方がドレスshopから探して選ばせて下さるのですが、第一希望のエメラルドグリーンは良さそうなものがなく、第二希望、第三希望のドレスもピンと来なくて。




そして私が最終的に選んだ色は!!!




準備編②に続く・・・














異人館プリザーブドフラワーコンテスト







【ご報告】🌹
7月26日の記事に書きましたが、先月『神戸の異人館』で、雑誌の撮影をしてきました。
雑誌は9月16日に発売されたのですが、その後に異人館のご担当者様から
「第9回 異人館プリザーブドフラワーコンテスト」
のエントリーのお誘いのご連絡を頂きました。




このコンテストはとても有名なので知っていましたが、私自身あまり「コンテスト」という競うタイプのものが好きではなく、特に応募したいと思ってませんでした。




しかし今回、とてもやりたい!という気持ちが湧いてきて、思い切って応募しました。




審査は過去の写真2枚を送るというシンプルな内容で、名前も書かず、メアドと電話番号、インスタを記入するだけです。(すごくフェアだと感じました)




どの写真を出そうかと締切日の日付が変わる直前までずっと悩んでましたが、大切な作品写真を2枚選びました。




国内の多くのフラワーデザイナーの中から、選抜20名がコンテストに出場できるとのことで、通ったら嬉しいけど、期待しないでおこう!と自分に言い聞かせ、傷つかないように心にバリアを張って発表の日を待っていました笑




そして先週連絡が!!!




エントリーできました😭😭😭




①フラワーインフレーム部門 10名
②ドレス部門 10名




という二つの部門があり、私は希望通りのドレス部門となりました👗




コンテストの内容は、
「指定された異人館の部屋に合う装飾」をするのですが、
ドレス部門はトルソーにドレスを着せ、お花の装飾をします。
作家が好きなイメージではなく「その部屋とドレスを生かす装飾」というのがお題です。




これまで美術展にはたくさん出展してきたけれど、全く違うタイプのステージで、自分自身の成長の為にも、素晴らしい機会を頂けて、本当に感謝しています。
全力で楽しみたいと思います✨




この続きはまた書きたいと思います!




【コンテスト会期】
2022年11月1日〜2023年3月31日




(※写真は、雑誌の撮影時に自分で撮影させてもらった写真です)




★異人館のサイトより
「選抜デザイナー発表」
https://kobe-ijinkan.net/event/2022/08/23/3791/




★私のインスタでもリンクしてます
https://www.instagram.com/hanairo_flowerstudio