パリ紀行 Ⅱ 2月5日
この仕入れ旅で一番行きたかった場所、“プレジダン・ウィルソン”のマルシェです。
ここは、おととしも訪れていて、とってもおしゃれなアクセサリー屋さんが店を出していたのです。
今回の仕入れのメインと考えていました。
しかし、あのお店がまだここでやってるのか。。。
一か八かのかけで来ました。
早朝から、張り切ってやってきました。
マルシェの入り口に立った時点で、血の気が騒ぐ!!
何もしてないけど楽しい!!!
あのアクセサリー屋さん、いてるかなぁ・・・
ドキドキ・ハラハラしながら早足でマルシェの中を歩きます。
あるかどうか定かでない、目的地一点に全神経集中です。
あったーーーー!!
一昨年のお姉さんだ。
きらきら光る可愛い商品を夢中で選びながら、
「私、一昨年、ここに来ました」
と言うと、
「覚えてるよ!」
と、なんとも感激の返事が。
「この春、お店を出すの。
ここのものが好きなので、販売します」
と言うと、「おめでとう!」
と、喜んでくれて、トラックから私が好きそうなのをじゃんじゃん出してくれた。
私は、いいと思ったものを片っ端から選んでいきました。
その数21アイテム。
ここの商品は、帰国後調べたのですが、
“IKITA”というフランス人のブランドだったのです。
オークションなどで、高値で販売されててびっくりでした。
ここでも一点ものしかなく、全て違う商品です。
(欲しい方、お早めにお店に来て下さい♪)
すっかりお姉さんと意気投合して、
名詞を渡したら、お姉さんの家のアドレスと
電話番号教えてくれました。
お姉さんはパソコンをもってないので
古典的な文通するしかありません。
粋ですね。
でもこれで今後安心して仕入れに来れる!
そして別の店で、ディスプレイに使う布を購入。
全てフランス産。
こうなったら、とことんこだわります。
そのままエッフェル塔が盛大に見える場所へ。
帰ったら作るので、じっくり観察。
午後からは、パッサージュに行きました。
パッサージュは、レトロな雑貨屋さんや本屋さんがアーケードにずらーっと並んでいます。
まるで、メルヘンの国に来たような甘い気分になります。
ここで、リサという名の可愛い少女に出会いました。
あまりの可愛さに、その子のお母さんに頼んで写真を撮らせてもらいました。
その後は、もう一度レザの店に行き、母を紹介しました。
この日が、この旅最後の彼らと会う機会だったので、
再開を誓い、寂しさをこらえて帰りました。
セーヌ川沿いを歩いて帰り、夕暮れのノートルダムを見て
アパートに着きました。
レザの店で作った花束をプレゼントしてもらい、アパルトマンにちょうどいい花瓶があったので活けました。
いい感じでしょ?