さくらさく



ここんとこ、ずっと家にこもってフランス語勉強してました。
やればやるほど自分のできなさに焦り泣きそうになる。
けど、これは、超えないといけない。


パリにきて早くも3週間。
いろんな事ありすぎて、自分がわからなくなったり、ホームシックになったり。

私が来た一番大切な目的。
パリ本場の花屋さんで自分を磨くこと。

けど、言葉の壁が大きく目の前に立ち、私は自分の考えが甘かったのか・・・とか、マイナススパイラルへ落ちていく。
でも、やるしかない。
私がブログを書いている理由。
心の中も公開しているのは、自分から逃げない為。
自分で決めたことをやり遂げる為。

とことん集中しました。
自分をアピールする文、何がしたいかを書き出し、フランス語にして覚えます。


そして、本日。


11月の旅行で、一目ぼれした花屋さん、「L’artisan fleuriste」
に行くことを決めました。
(ブログ:ついに来た!の巻参照)
何百とある花屋の中から、ここ!って直感で決めてました。

行く前に、私は、原点を思い出すために、エリック・ドンフ氏と出逢った、あのカフェに立ち寄りました。
マスターは私を覚えてくれてるかな・・・

覚えてくれてました(涙)DSCF1794
あの日のままの優しい笑顔。
うれしっくて抱き合う。
そしてあの日と同じ、ホットココアを注文。

おいしい。
あったまる。

そのココアは私に落ち着きを取り戻してくれました。

私は、マスターに自然にフランス語で話してました。
マスターは普通に答える。
あ、伝わってる。
DSCF1796

そして、いざ出動!!
もう一回公園で最後の練習。

よっしゃゴーーー!!!


いた~、オーナーのレザ氏。
心臓バックバク。

「Vous vous souviens de moi?」  私の事覚えてますか?

そしたらレザ氏は、目を見開いて

「Bien sur !!!」   もちろんだよ!

あかん、泣きそう。

私は、つたないフランス語で必死に話しました。

そしたらレザ氏は、「おいで」と近くのカフェにつれてくれました。
そして、聞き取りにくいであろう私の言葉を真剣に聞いてくれました。

私は自分の作品集もみせました。
するとレザ氏の目がキラキラしはじめた。
「すばらしい、問題ない。」
といい、
「明日来れるかい?僕のアシスタントをしてくれるか?
2店舗あるから、忙しいけどね。一緒に動こう。」

彼のもとで2週間働かせてもらえることになりました。

憧れのトップ・フローリストの元で花を学べる。

この日を夢見てここまで来た。

強く想えば、伝わるんだ。



帰り道、うれし泣き。
もう何も怖くない。

明日が楽しみだ。








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