店創り記録⑫



朝から、幼稚園にチラシ配り。
幼馴染のお母さんが働く幼稚園なので、幼馴染も手伝ってくれて、前で配らせていただきました。
朝の忙しい時間帯にもかかわらず、ほとんどの保護者の方が足を止めて
配られたチラシをまじまじとみてくださいました。
とっても嬉しく感謝の気持ちでいっぱいになりました。

しかし・・・
ある男の子の園児に言われました。

「変なおじさんがおる!」

え!? 私ですか?

まだ“おばちゃん”と、言われた事もないのに!!
かつて味わったことのない説明しきれない心境でした(笑)


そして、夜はお楽しみな事が。


このいきさつは、おとつい某ホームセンターに行った時、山積みの廃材をみつけ、木材好きの私はインフォメーションに行き
「もらえませんか?」
と聞いた。
と、いうのは、ある人の家で木材を見つけ、あれと似たものがあれば
面白いものがつくれるのにな・・・
と、ずっと欲しいと願ってた。
私が欲しいのは売り物のキレイなのでなく、味のある廃材。

そしたら係りの女性が、通りかかった学生風アルバイトらしき男の子に
聞いた。
彼は、確認しますと言い、上司に聞いてくれたがあいにく元売り物だった
ものなので譲れないとのことだった。

あきらめた私にその男の子は、裏で安く販売してるので案内します、と言い、木材カットするところへ連れてくれた。
しかし、組み合わせて使えそうなものがなかった。

そしたら彼がつぶやいた。

「僕の家に、いっぱいあるんですけどね・・・」

私の耳がピクっとなった。
期待しながら
『お家、何されてるんですか?』

心臓がドキドキ高鳴る!!!

「造園業です。いくらでも廃材ありますよ。」

やったーーーーー☆☆☆

『あつかましいですが、行ったりできますか?』

とほんとにあつかましい質問したら、

「いいですよ!」

と、快く返事してくれた。

そして本日、ほんとに行ってきた。
彼が言ってた通り、廃材の山。
天にも昇る気分で幸せかみ締めました。

宝の山だ。

好きなものを好きなだけもっていって言いといわれ、クラクラした。

彼も、廃材の魅力を良くわかっていて、
「これなんかどうですか?」
と、いい味にカーブした木をピックアップしてくれた。

そして、こんな親切な人がいるのかと驚きましたが
なんとトラックで私の店まで運んでくれました。

そして、店周りの植木について造園屋の息子ならではの、アドバイスをしてくれて、おまけに持ってかえって来た木で、イーゼルを作るのを手伝ってくれた。
ホームセンターでイーゼルを買うつもりだったけど、どこにもない超個性的なイーゼルが完成。
かわいくてかわいくて、ずっとイーゼルに変身した木を触ってしまった(笑)

やっぱり、手作りにこだわって良かった。

自分の心が入ったものは愛おしい。


“ ここ、とっても居心地がいいですね。 ”


店に入ってその人が言ってくれました。
来てくれた人が癒され、元気になる。
そういう店になるように、一つ一つを大切に創って来た。
ちゃんと私の想いは、形になり、人に伝達できてるんや・・・

こんなギリギリで、知り合って間もない人が手伝ってくれて、応援してくれる。
こういう縁は本当に不思議だけど、人間が持っている情の中でも
本当にキレイな人情だと思う。

今日は 「 ありがとう 」 をたくさん口にした嬉しい一日でした。













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