2010年6月1日

L’artisan fleuriste 最後の日


DSCF5727 レザに連れられ、大きなハーブの鉢を
運びます。
着いたのは、ある個人宅。
そこの赤ちゃんがかわいい!

世界のフローリスト、レザの貴重なショット
です!!DSCF5729








スタッフ達と写真をたくさん撮りました。









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DSCF5712 閉店間際にやって来たお客さんが
私の作り置きの花束を買ってくれました。

「Chico! 」

みんなが、笑顔で私に渡してくれました。
私は、最後のラッピングを心を込めて
しました。

「メルシーボークー」

最後のお見送り。



終わった・・・。

その後、みんなでワインを飲み宴がはじまります。


「Chico」

マージンが、ある包みを差し出しました。
それは、おそらく彼がやってくれた、ラッピング。


DSCF5786それは、フランスのシャンソンのCDでした。
私は以前、店に流れるラジオで気に入った
歌手がいて、彼に「これ誰?」ってきいて
メモしてました。
彼は、私が欲しがっていた音楽をプレゼント
してくれました。


中には、メッセージカードが。


“merci, merci, merci,       pour tout ”


“ありがとう、 ありがとう、 ありがとう。 全てにおいて。”


ぎゅっとこころが苦しくなり、私は涙を我慢できませんでした。


去年11月の旅行で、「ここで働くかも」 と、根拠のない直感がわいてきて
私は隣にいた泉ちゃんにぼやきました。
私の今の状況を一番びっくりして、喜んでくれてるのは彼女でしょう。

優しくて、あったかい彼らから、どれだけ多くのことを学ばせてもらったか、いいようがありません。
ここでの時間は、私の人生のなかでもっとも輝いていたと思います。


ありがとう。

会えてよかった。

今度は会うときはもっとフランス語で話せるようになってるからね!


お気に入りの花屋さん



私は、結局レザの店でずっとスタージュしてました。
なので、なかなか他の店をみまわる時間がありませんでした。
残りの滞在もわずかとなったので、一日使い、8件まわりました。

事前に場所を確認して、どうすれば効率よくまわれるか、ルートをよく考えました。
地図を見るのが大嫌いだった私が、地図を必需品として歩きます。
知らない土地に行くと、こうやって苦手を克服できるんだなと思いました。


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それぞれ、個性があり、みなさんそれぞれの城です。


8件中、7件は住所をリサーチしてた花屋さんだったんですが、
最後の花屋さんだけは偶然みつけました。
暑さと、睡眠不足の疲労でへとへとだった私の視界に、その店は入ってきました。


これだ!!!
レザの店を見つけたときのような、すごい興奮が再び。


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DSCF5704 それは、もう芸術としかいいようがありません。   
老夫婦が営む、彼らの人生を表現したような、素晴らしい店。







私が将来出すであろう、自分の花屋のイメージにぴったりなのでした。
ばっちり、脳裏にやきつけました。
ここは、雑誌などで取り上げられていません。
私の秘密の穴場☆