L’artisan fleuriste 最後の日
レザに連れられ、大きなハーブの鉢を
運びます。
着いたのは、ある個人宅。
そこの赤ちゃんがかわいい!
世界のフローリスト、レザの貴重なショット
です!!
スタッフ達と写真をたくさん撮りました。
閉店間際にやって来たお客さんが
私の作り置きの花束を買ってくれました。
「Chico! 」
みんなが、笑顔で私に渡してくれました。
私は、最後のラッピングを心を込めて
しました。
「メルシーボークー」
最後のお見送り。
終わった・・・。
その後、みんなでワインを飲み宴がはじまります。
「Chico」
マージンが、ある包みを差し出しました。
それは、おそらく彼がやってくれた、ラッピング。
それは、フランスのシャンソンのCDでした。
私は以前、店に流れるラジオで気に入った
歌手がいて、彼に「これ誰?」ってきいて
メモしてました。
彼は、私が欲しがっていた音楽をプレゼント
してくれました。
中には、メッセージカードが。
“merci, merci, merci, pour tout ”
“ありがとう、 ありがとう、 ありがとう。 全てにおいて。”
ぎゅっとこころが苦しくなり、私は涙を我慢できませんでした。
去年11月の旅行で、「ここで働くかも」 と、根拠のない直感がわいてきて
私は隣にいた泉ちゃんにぼやきました。
私の今の状況を一番びっくりして、喜んでくれてるのは彼女でしょう。
優しくて、あったかい彼らから、どれだけ多くのことを学ばせてもらったか、いいようがありません。
ここでの時間は、私の人生のなかでもっとも輝いていたと思います。
ありがとう。
会えてよかった。
今度は会うときはもっとフランス語で話せるようになってるからね!