パリ紀行 2010年春

最近のお気に入り




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最近自分のブームの花材、
ピンクスター☆

他にブルースター、ホワイトスターがあります。
ちっちゃくて、可愛くて、たまりません!


今週は、一年で一番忙しい一週間。
今日明日がピークです。
お陰様で、母の日のオーダーが殺到し、コツコツ作ってます。
今日は、過去最多の15個作りました。
生花と違ってプリザーブドはとてもデリケートなので、配送用は特に神経を使うので時間がかかります。
できたアレンジを、ラッピング、梱包、伝票書き、と全てこなしていたら、あっと言う間に13時間が過ぎていた(゚o゚;;
ご飯を5分ぐらいで食べても時間が足らない!
けど、昔務めていた花屋の母の日はもっと過酷でした。
朝7時出勤で、夜の19時にやっとランチという異常さ。
終電で帰り、次の日も繰り返し。
が、一週間ほど続く。

当時私はもっぱら制作担当でした。
伝票や事務関係はミスの連続。
トラウマになるほど、間違え、怒られてましたが、一人になったとたん、全くミスしないんです。
ほんとに不思議。
人間の能力は、時に応じて開花するんだなと感じました。
又、考え方の問題でもありました。
人間、窮地においやられたら何でもできる!というよりは昔は嫌々やってましたね。
今は段ボールの組み立てや、難しい梱包作業も、一つ一つ、無事に届きますように、と祈りながら愛で行うと、とても幸せな気分になります。

このお仕事ができて本当に感謝です。

明日もがんばろ☆


旅を終えて


この旅での出来事は、どのシーンをとっても、印象深く
縁の不思議を感じられずにはいられません。
日本に生まれ、世界に出たいと思い、この地を選択した。
なぜ私はパリを選んだのか。


この旅では、本当にたくさんの人と出会いました。
たくさんの出来事に遭遇しました。

その出会いを「偶然」 で流すのか、 「運命」 と捉えるか。
その人とどうなって行くか、その出来事がどうかかわって行くか、
決めるのは、自分の心だとわかりました。
信じても、「あ、違うかった」と思うことももちろんあります。
でもそれは、信じるということを試みた結果。
違うかったとわかるのは、信じたから。
それはとても大切なこと。
その時は、痛みをともなうかもしれない。
でもそれは「傷」ではなく 「足跡」になる。


雨の後の虹はきれいで、
冬の後の春は暖かくて、
どれだけ抵抗しても夜の後は朝になる。

この自然の原理がある限り、進んでいくしか方法はない。


この旅で私は、「 答え 」 を欲しがっていた。
答えがでたと感じたときは何度もあった。
でも、それは、まだまだ答えではない。
ヒントや手段に過ぎない。

しいて「 答え 」 とするならば、

「答えなんてない」  これが答え。

でも、わかったことは一つ。

私は、一生フローリストでありたい。






~最後に~

このブログを2ヵ月半、読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。無事、旅を終えれたのは、応援してくださった方々のおかげです。
多くのコメントに、とても励まされました。
正直、パリで孤独を感じたことも多々あります。
そんな時、みんなが応援してくれてる!という気力で乗り切っていました。

実は、最後の最後、飛行機の中でたまたま隣だった素敵な老夫婦と
仲良くなり、パリの話や日本でしている仕事の話などしていたら、みずしらずの私に、花のご注文をして下さいました。
「あなたなら、世界に出て行けます、きっと大丈夫。ご活躍とても楽しみにしています。」
そう言って、強く手を握られました。
うれしかったです。
帰国後の初仕事。

そして、この旅ブログですが、「パリ紀行」としてはいったん終わりますが、
これからを書いて欲しいという、うれしいお声をいただき、
別のカテゴリで、帰国後の日常を綴って行きたいと思います。
パリ紀行ほど、濃い内容にはならないと思いますが(笑)
また近々はじめる予定なので読んでください☆ 






2010年6月2日       千華子









L’artisan fleuriste 最後の日


DSCF5727 レザに連れられ、大きなハーブの鉢を
運びます。
着いたのは、ある個人宅。
そこの赤ちゃんがかわいい!

世界のフローリスト、レザの貴重なショット
です!!DSCF5729








スタッフ達と写真をたくさん撮りました。









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DSCF5712 閉店間際にやって来たお客さんが
私の作り置きの花束を買ってくれました。

「Chico! 」

みんなが、笑顔で私に渡してくれました。
私は、最後のラッピングを心を込めて
しました。

「メルシーボークー」

最後のお見送り。



終わった・・・。

その後、みんなでワインを飲み宴がはじまります。


「Chico」

マージンが、ある包みを差し出しました。
それは、おそらく彼がやってくれた、ラッピング。


DSCF5786それは、フランスのシャンソンのCDでした。
私は以前、店に流れるラジオで気に入った
歌手がいて、彼に「これ誰?」ってきいて
メモしてました。
彼は、私が欲しがっていた音楽をプレゼント
してくれました。


中には、メッセージカードが。


“merci, merci, merci,       pour tout ”


“ありがとう、 ありがとう、 ありがとう。 全てにおいて。”


ぎゅっとこころが苦しくなり、私は涙を我慢できませんでした。


去年11月の旅行で、「ここで働くかも」 と、根拠のない直感がわいてきて
私は隣にいた泉ちゃんにぼやきました。
私の今の状況を一番びっくりして、喜んでくれてるのは彼女でしょう。

優しくて、あったかい彼らから、どれだけ多くのことを学ばせてもらったか、いいようがありません。
ここでの時間は、私の人生のなかでもっとも輝いていたと思います。


ありがとう。

会えてよかった。

今度は会うときはもっとフランス語で話せるようになってるからね!


お気に入りの花屋さん



私は、結局レザの店でずっとスタージュしてました。
なので、なかなか他の店をみまわる時間がありませんでした。
残りの滞在もわずかとなったので、一日使い、8件まわりました。

事前に場所を確認して、どうすれば効率よくまわれるか、ルートをよく考えました。
地図を見るのが大嫌いだった私が、地図を必需品として歩きます。
知らない土地に行くと、こうやって苦手を克服できるんだなと思いました。


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それぞれ、個性があり、みなさんそれぞれの城です。


8件中、7件は住所をリサーチしてた花屋さんだったんですが、
最後の花屋さんだけは偶然みつけました。
暑さと、睡眠不足の疲労でへとへとだった私の視界に、その店は入ってきました。


これだ!!!
レザの店を見つけたときのような、すごい興奮が再び。


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DSCF5704 それは、もう芸術としかいいようがありません。   
老夫婦が営む、彼らの人生を表現したような、素晴らしい店。







私が将来出すであろう、自分の花屋のイメージにぴったりなのでした。
ばっちり、脳裏にやきつけました。
ここは、雑誌などで取り上げられていません。
私の秘密の穴場☆




帰国しました


29日、朝8時、関空到着。

さすがに疲れが溜まってたのか、くたくた。

思えば、滞在中一度も体を壊さなかったのが不思議。

風邪もひかなかったし、おなかも壊さなかったし、スリにも会わなかった(笑)

もうちょっと落ち着いてから、パリ紀行のまとめを書きたいと思ってます。

取り急ぎ、無事帰国のお知らせでした。


帰国前夜


帰国前、かなり忙しく、ブログアップできませんでした・・・
楽しみにしてくだっさてるかた、ごめんなさい。
この空白の日のことは、後日書くので、また読んでください。

今、パリは夜中の2時です。
明日、6時起きなので、書くのやめようと思いましたが、
今のこの気持ちは今しかないと思い、綴ります。



来て良かった。



これが全てです。

ここでしか、感じられないもの、見えないもの、出会えない人たち、
今、私の心の中は、達成感と幸福感と寂しさで埋め尽くされています。

私はここで、たくさん泣きました。
でもその大半はうれし涙と感動の涙でした。

私は、その時々の気持ちを忘れないように心にストックしてて、
死ぬ間際、走馬灯の映像に流そうとあほな事を本気で考えてるのですが、パリでの出来事は感動だらけで、編集が間に合いそうにありません。

これからの生活の中でも、たくさん感動するでしょう。
感動は、うれしい!楽しい!きれい! だけではありません。
苦しい、さびしい、むなしい、くやしい。
これらも大切な感動だと私は思います。
悲しい後に、うれしいできごと。
だから、それぞれの感情が、引き立つ。
悲しいことは続かないし、ハッピーな出来事も続かない。
でもしんどいことの後に来る、ウルトラハッピーはやみつきになる!
だからがんばれる。

そうやって、日々の感動を、逃げずに、恐れずに、受け入れて生きて生きたい。

そんなふうに思いながら、パリの夜を終わりにしようと思います。